難聴と鍼灸治療

こんばんは、今日もすごく暑かったですね。
皆様体調を崩されないよう気をつけてください。

難聴で来院された方の症例報告を書きました。よろしければこちらをご覧ください⇒難聴の症例報告
そこで少し難聴と鍼治療について書きたいと思います。

難聴には様々な種類がありますが、その中でも突発性難聴について書いていきたいと思います。(症例の方は突発性難聴ではないのですが、、(;・∀・))
突発性難聴の原因はまだはっきりとはわかっていません。ウィルス、炎症、血液循環、聴細胞の変性などが原因としてあげられています。発症された方の多くが、発症直前に無理な仕事をしていたり、風邪をひいたあとだったり、睡眠がほとんどとれていなかったり、とかなりストレスがかかっていた状態で発症されています。ストレスが過度にかかったり、長期にわたると免疫力の低下がおきます。当院ではその免疫力の低下が大きい原因になるのではないかと考えています。

当院でやっていく治療は、自律神経の調節と耳周囲の血流改善が主になります。免疫と自律神経は密接に関係しています。
鍼治療に来られる方の多くは、病院での治療で改善がみられなかった方です。それでも鍼治療で改善される可能性はあります。ただし、発症から時間がたてばたつほど改善が難しくなります。
一番改善がみられやすいのは、病院での治療と併用して来院頂くことです。ステロイドを嫌がる方もおられますが、必要なタイミングに的確に使用すれば、こわいものではありません。取り返しのつかない状態になる前に、改善される可能性の高い治療をしっかり受けて頂きたいと思います。

難聴の患者さんは、症状が目に見えない分、周りの理解が得られにくいことが多くあります。後ろの物音は距離感がつかめなくなりますし、たくさん音がする場所では聞きたい音が判別できずものすごく疲れたり、、他に耳鳴や音が響いたり、音が割れたりといった症状が出る方もおられます。
聴力検査の数値も指標として治療を行いますが、上記のような聴力検査では変化がわからない症状に関しても改善を目指していきます。

何かおかしいなと思われたら検査だけでも行って頂きたいな、と思います。

似た症状の方などおられましたらお気軽にいつでもお問合せください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日常

次の記事

オバマ大統領広島へ