久々の症例報告です。
先月ご卒業された方ですが、最初に来院されたのは約1年4か月前になります。そこからほぼ毎週来院してくださいました。

高校生の女の子です。
最初は、脛を痛めたとのことで治療に来られました。問診をしているうちに他に便秘と月経不順があることがわかりました。

脛は、体力測定の時に痛めたようで、その後縄跳びや体育祭などで足を休めることができず、前脛骨筋部での炎症が長引いたのではないかと思います。もともと部活で膝を痛められていたのも影響していると思います。

便秘は、2~3日に一度の排便で、コロコロ便と軟便を繰り返したり、時にかなりの腹痛におそわれます。残便感もあり、緊張した時に腹痛はありませんでした。
内科で診察してもらったところ、便が腸にたまっている、腸下垂の指摘も受けていました。お好み焼きが大好きですが、食べると必ず腹痛がおこっていたので覚悟して食べていました。マグミットをずっと服用されていました。

月経不順は、周期がかなりばらばらで、2週間できたり2ヶ月かかることもありました。出血量がかなり多かったり、微量の出血がみられることもありました。婦人科での治療は特には受けていませんでした。

最初は脛の痛みを治すことを重点に治療を行いました。脛の方は5回の治療で終わりました。
脛に関してはあっさり痛みがとれてくれましたが、便秘や月経不順の治療はかなり時間がかかる可能性がありました。それでも治療をやってみるかご本人にお聞きしたところ、やります!と元気に言ってくださったので、治療を継続していくことになりました。

腹痛のほうは、よかったりわるかったり、、便がかなりたまって病院へ行かれたこともありました。それが治療開始から9か月後くらいから便通がかなり良くなってきました。ほぼ毎日排便がみられ、こんなにおなかがぺたんこになったことがないと本人さんが喜ぶほどしっかり便が出てくれるようになりました。お好み焼きも、麺なしが食べられるようになり、麺半玉入りが食べられるようになり、最後はお好み焼き麺入り1枚しっかり食べても腹痛がおこらなくなっていました。

月経不順は、まず基礎体温表をつけてもらいました。最初は周期もばらばらで高温期がみられないのに生理がきたりしていましたが、徐々に周期が約40日に落ち着いていき、体温も高温期がみられるようになりました。たまにかなり遅れることもあったり、高温期が短かったりもしました。最後も生理が遅れましたが高温期が10日以上あり、出血もしっかりありました。

最後は2週間に1度の治療で様子を見ましたが、便通は悪くならず、基礎体温も良好でしたので治療終了としました。

便通に関してはこちらもびっくりするくらい快便になり、本人さんも昔がうそのようだと話していました。生理は遅れることがたまにあるものの2週間で生理がくることはなくなりました。

約1年4か月、、部活や勉強のあと頑張って通ってくれました。ご家族の理解もとても大きかったと思います。

これからは受験を頑張らないといけないですが、遠くから応援しています!!