3/19(日)はお休みをいただき、「不妊鍼灸ネットワーク第4回公開講座」に参加してきました。

今回のメインテーマは「鍼灸を検証しよう!」でした。

午前の部は不妊鍼灸ネットワークの学術部による講義で、学術部長の木津正義先生、学術部委員の遠藤彰宏先生、同委員の私、、でエビデンスについて、データの活用について、データのまとめ方についてお話しさせて頂きました。

私は難聴のデータ(改善率など、199耳(173人)のデータ)について、正確なデータをとるためにはどのようなことを準備し、作業をしていかなければいけないか、そしてデータをまとめたことで感じたことをお話しさせて頂きました。この数週間は最後の詰め作業のため夜中まで学術部でメールのやりとりをさせて頂きました。本当に熱い先生ばかりです!
データをまとめることまではして、統計になかなか手を出せずにいたのですが、今回の経験から統計に手を出す勇気が出ました。

午後の部は、1、京都女子大学名誉教授、小波秀雄先生による「統計が医を科学に変えたーナイチンゲールから始まった革命」
2、医療法人三慧会IVF大阪クリニック看護師長、小松原千暁さんによる「生殖医療の現場で/鍼灸を外から見て」

ナイチンゲールは何となく知っていましたが、統計により多くの人を救っていたことを初めて知りました。彼女がなぜ統計をとったのか、それは患者さんのために他ならないと思います。ナイチンゲールは自分に不利になる統計も包み隠さず出しています。そしてその統計をもとに改善策がつくられ、多くの人が救われました。
ナイチンゲールが出した統計があったから医療は発展したのだと思います。

また看護師長の小松原さんからは、看護師さんならではの不妊治療患者さんへの支援についてや、生殖医療現場の医療者への鍼灸に対するアンケートの結果をお話し頂きました。
アンケート内容は厳しい意見もありましたが、鍼灸にはどのような効果があるのか知りたいという声も多く、私たちが今からしていかなければいけないことも考えさせられました。

今回はまる1日統計についてでした。

不妊も難聴もそうですが、患者さんは藁にも縋る思いで治療に来られます。自分がしている治療に本当に効果があるのか、患者さんへの説明は本当に正しいのか、検証を常にしていく必要があると思います。正確な統計をとるには、本当に地道な作業も必要ですし、簡単なことばかりではありません。でも統計を出すことで治療の向上につながり、患者さんにとってよい方向に向かうなら、その地道な作業は苦にならないと思います。ある一定の人数が集まらなければしっかりとしたデータになりませんが、当院でもできる限り自分の治療や患者さんの症状を検証していくことを続けたいと思います。

ひとまず発表が終わりほっっとしました(*^^*)

今度の日曜日はレーザーリプロダクション学会参加のため、またお休みをいただきます。ご迷惑をおかけしてすみません。
しっかり勉強して、患者さんへ還元できるものをできるだけ持ち帰ってきたいと思います。