座骨神経痛
こんにちは。徐々に寒さが厳しくなってきました。寒くなってくると腰痛や肩こりがきつくなる方が多くおられます。体を冷やさないようお気をつけください。
今日は、半年ほど続いていたお尻から足にかけての痛みで治療に来られた方をご紹介させて頂きます。同じような症状でお困りの方がおられましたら、いつでもお気軽にお問合せ下さい。
半年ほど前から悪化していた臀部から大腿の痛み
60代の男性患者さん
半年程前から運転中に臀部の痛みを感じていたが、徐々に痛みが広がり、両臀部から大腿後面まで痛みが出るようになった。最近は右の下腿後面まで痛む。左の臀部から大腿部の痛みが強い。右も痛むが左が特に痛む。座っていると症状が強くなり、立っていると楽。あぐらは不可。歩行は可能だが大腿後面が突っ張るため不自然な歩き方になる。
診察させて頂いたところ、臀部の筋が拘縮し坐骨神経が圧迫され症状があらわれていると考えられた。臀部腰部のほぐし、血流を良くすることを目的に治療を行った。
初回治療後、痛みは右7割減、左5割減。2回目の治療後症状はほぼなくなり、右大腿後面のみ少しつっぱりが残っている程度。また異和感がでるようならご連絡頂く事とし、計3回の治療で終了となった。
この方は、県外よりお越しの方で広島におられる間につめて来院頂きました。治療終了時には近辺の鍼灸院をご紹介させて頂きました。治療終了後、1週間後にご連絡くださいましたが、経過は良好。
座骨神経痛でも様々な原因が考えられますが、筋肉の拘縮により神経が圧迫され症状がでている場合は、鍼灸治療で早期に改善が見込めます!