ガス型

20代 女性

中学3年生の秋ごろから下痢・便秘を繰り返したり、ガスもれがあったりと症状が出始めた。半年くらいで便秘は治るも、ガス症状は治らず。病院での検査では特に異常はみられなかった。就職後は、立ち仕事が多く忙しかったのもあり症状が落ち着いていた。ただし長時間の座位では症状がでていた。約2週間後から研修が始まるため、座位が多くなるので不安、この機会に治してしまおうと来院された。

具体的な症状は、座っているとガスがもれる、お尻があつくなる、腹部膨満感たまに、げっぷ多い、などだった。他には、頭痛・顔痛や座骨神経痛が疲れがたまるとでることがあることのことだった。

スーパーライザーによるSGBも併用し、腸の血流改善、自律神経調節を目的に週一回治療をおこなった。

徐々にガス漏れを感じる頻度が減っていき、治療8回後ではガス漏れがどんな感じだったか思い出せなくなってきたと言われるくらいになった。仕事でのストレスや疲れから眩暈や坐骨神経痛が出てしまい、そちらの治療も合わせて計11回で治療が終了となった。

コメント

長い方は年単位かかってしまうこともありますが、この方は比較的早期に改善頂けました。お腹のこともですが頭痛や坐骨神経痛など様々な体の不調をかかえておられました。このような時は、お腹を重点としますが他の症状の治療も同時に行うことができます。お腹の方は最後にぶり返すこともなくすんなりと治療を終了できました。お腹のことを気にせず、仕事を頑張って頂きたいと思います。最後の日に、お腹よりほかの症状でまた連絡するかも、、と言われていましたが、連絡がないことを祈っております(;^ω^)

下痢型

20代 女性

来院約8ヶ月前より、朝食・昼食後に腹痛と下痢。症状は仕事の時のみで、自宅ではほとんど出ない。腹痛と腹鳴がありトイレへ行くと腹痛はおさまる。内科で胃カメラや大腸カメラなど検査を受けるも異常なし。下痢止めのみ頓服で服用することになったが服用しても下痢がおさまらない。仕事で症状が出ると困るので朝食は抜くようになっていた。

また手、足底、脇の多汗が高校生の頃よりあり、5年前に低位ETSを受け、手・脇の多汗はほとんど気にならないようになっていたが足底のみまだ多汗症状が気になっていた。

食後にすぐ症状が出るとのことから、腸内での慢性的な炎症も考え、腸の血流改善と自律神経調節を目的に週1回治療をおこなった。

初回治療5日後より、症状がピタッと出なくなった。朝食を食べても症状はでなくなった。その後今度は休みの日に症状が出るようになったが、以前ほどの腹痛はないとのことだった。治療を続けていくうちに徐々に休みの日でも症状が出なくなり、足底の多汗についても初回比3~4/10の症状となった。7回目の治療後1週間全く症状が出ず体調もよく過ごせたとのことで治療終了とした。

コメント

症状が出る2ヶ月前に職場がかわり、一人暮らしを始められたばかりだったこともあり、生活環境の変化をきっかけに症状が出てしまったのではないかと考えられました。ご飯を食べると症状が出るため食事が怖くなってしまいます。またそれがストレスとなったり、食べ物が入ってきたときに腸がさらに過敏に反応してしまったりと悪循環に陥ってしまうこともあります。改善されてから、大好きなコーヒーを飲めるようになったと嬉しそうに話されているのを見て、こちらも嬉しくなりました。

下痢や不安感によりトイレが頻回となっていた一例

40代 男性

4~5年前、管理職となり腹痛、腹部違和感、会議前の不安感が増えた。昔から下痢は多かったとのこと。1年前より腹部はり感、ガスが増え、トイレがない場所では症状が強くでるようになった。会議の前や、長時間の車の運転などでは不安感から、何度もトイレに行きたくなってしまっていた。トイレに行って便が出ることもあるが、出ないときもあるとのことだった。朝3~4回、昼3~4回トイレへ行き、晩や休日は症状が出ない。内科をいくつも受診し、色んな薬も試したが効果はなかった。

症状が出るメカニズムを説明させて頂き、自律神経と腸周辺の血流改善を目的に週1回治療を行った。

治療開始から、まず昼間のトイレの回数が減り、下痢になる回数が減り便の形もよくなっていった。第4診後に、他県での大きな会議があったが、新幹線に乗る前に不安でトイレにいったくらいで会議中も症状が気にならなかったとのこと。トイレの回数は朝2回、昼1回に減り、会議も症状が強くなることなく出られるようになったとのことで、計9回の治療で終了とした。

コメント

もともと下痢が多かったという背景があり、仕事で緊張することが増えてきたことで症状がでてしまったのではないかと考えられました。もしかしたら便は出ないかもと思ってもトイレに行かずにはいれない、頻回にトイレに行くので周りの人に心配されてしまう、病院へ行ってもこれといった異常は見つからない、とかなりの苦痛だったと思います。不安感をなくすことが一番時間はかかりますが、下痢がおこらなくなること、腹部の不快感がなくなることで少しずつ自信がつき、トイレへ行きたいと思うことも減っていきます。

頻回の下痢と腹痛

10代 男性

中学3年生の夏、カンピロバクターピロリ菌治療。その後くらいから、学校にて10回くらいトイレに行くようになった。
冬休み中も腹痛、下痢が頻回となり、高校入学後の5~6月はかなりひどかった。高校1年生の夏に内科を受診し、整腸剤服用し少しまし。朝食後3~4回トイレへ行く(軟便や少し水下痢)、公共の乗り物で通学しているがトイレがないため地獄だと言われる、学校についてすぐトイレ、授業開始20~30分で腹痛がおこり我慢して授業が終わるごとにトイレへ、昼食後トイレ1回、左下腹部痛が出たときはグルグルと腹鳴、前日食べすぎたり朝食多くとったあとはげっぷが増える、といった症状があった。

高校1年の9月に当院を受診、食事内容にも気を付けてもらい、腸周囲の血流改善と自律神経調節を目的に週一回治療をおこなった。

第2診後、朝のトイレが2回に減り、授業中の腹痛がなくなった。授業終わりにトイレにはいくが小水のほう。第3診後、下痢がなくなり、朝のトイレは1回に、授業中もおなかを気にすることなく集中できるようになったため、治療間隔を2週間ほどあけてみることとした。間隔をあけてもたまに腹痛があるくらいで問題なく学校生活を送れており、第9診後からはご本人の希望もあり1カ月に1度ほどで治療を継続し、最終的には2カ月あけても症状が安定していたため全15回で治療終了とした。

就職後再発したガス症状

20代 女性

高校2年生の春頃、授業中に臀部からぐるぐる音。高校3年生の夏から終わりにかけて、ガス漏れ、腹部のはり、下痢気味、トイレにいっても座るとお腹がはるといった症状がでた。消化器内科を受診し、下痢の薬と整腸剤を処方され、下痢の方は改善した。大学に進学し、ピタッと症状がなくなったが、5月から臀部の音がまた出てくるようになり、電車に乗るのが不安になった。大学2年生で選択授業が増え、症状ましに。3~4年生では、コロナ禍となりマスク生活、授業はオンラインとなり症状がほぼ0となった。大学を卒業し、就職してすぐは症状0。就職して2週間くらい経ったころからガス漏れを感じるようになり、左下腹部のはり、臀部が熱くなり空気が上がってくる感じ、人が鼻をすするのが気になるといった症状もでてきた。匂いの自覚はなく、自宅では症状全くない。公共の乗り物は乗れてはいるが緊張する。便はやや軟便気味で、1日3~4回排便がある。

この状態で鍼灸を受診され、ガス型のIBSと考え、自律神経調節と腸の血流改善を目的に週1回治療をおこなった。

第2診後、空気が腰を上がってくる感じや臀部が熱くなる感じがなくなった、周りの人が鼻をすすることがあまりなく電車も前より苦痛なく乗れている。最悪比2/10。第3診後、仕事や家の都合で3週間近く治療が開いたが、仕事中何も気にせず昼を迎えることも多くなり、左下腹部のはりもたまにあるくらいで、症状の強さも以前よりきつくもないなど症状がかなり落ち着いていた。調子が良いため、2週間程度開けて治療をおこなったが良好なためその後3週間ほどあけて治療を行い、最終的には症状を気にすることがほとんどなくなり、全9回で治療終了となった。
その後年賀状にて、ガス症状に悩まされていたことを忘れるくらい症状が落ち着いている。症状に悩まされた期間、人格も変わり苦しい日々を過ごしていたのが一転し、毎日が楽しく充実した日々を送っているとの報告をいただいた。

産後から発症した下痢、腹鳴、ガス症状

40代 女性

来院約10年前、三人目のご出産後よりよく下痢をするようになり、すぐ便意がおこり、ぎゅるぎゅると腹鳴、ガスがよく出るようになった。病院では過敏性腸症候群?と言われたとのこと。サプリ等色々試したが効果なく、職場(事務職)で症状が気になり耐え切れず退職した。来院1年半前、内科にて漢方を処方してもらい、症状軽減。排卵日前後の不調は残った。
来院時の症状は、排卵の日くらいに下痢、生理の10日前くらいに症状が安定する。昼食後、むずむず感があり、不調な時は食事中に腹痛→下痢。仕事(福祉業)終わりくらいにポコポコ、ゴロゴロ腹鳴。午後からガス漏れ、会議などの静かなところで緊張する。

排卵日あたりでの不調もあることからホルモン調節を兼ねた自律神経調節を目的に週1回治療を行った。

第1診後、生理が来たが調子良いほうだった、コーヒーとパンを食べた後にお腹がゴロゴロし、ガスが増えたが翌日には落ち着いた。第3診後、週の前半良好だったが、後半4日くらい昼食1時間後くらいからグルグル腹鳴、ムズムズ感。下痢はなかった。第5診後、昼食後にムズムズ感はある、腹鳴あるがそこまで大きい音でなくなった。第8診後、調子よく過ごせている。生理になったが症状特になく、思い返すと排卵日だったと思われる日のみ何度も排便と腹痛はあったとのこと。その後治療間隔をあけて様子をみたが、最終的には排卵時や生理後の腹痛なく、食べ始めに腹痛少しあるくらいで調子よく過ごせているとのことで、全14回で治療終了とした。

ガスもれと腹痛

10代 女性

中学3年春から学校教室内で腹痛とガス漏れ。時々匂いも感じた。通信制の高校に入学したが、外で人とすれ違う時、公共の乗り物に乗った時、週2回の登校での授業中にガスもれがある。ポコポコとお腹が動く感じと、肛門あたりが熱くなる感じがあり、腹痛は1日に一回はある。ガスが出ないよう頑張って我慢しようとするが出てしまう。匂いは時々感じるが人から指摘されたことはない。揚げ物や辛い物を食べた後ガス症状悪化する。便は2日に一度、形は普通、残便感はある。

当院へは高校1年生の冬から通院を開始され、自律神経の調節、腸の血流改善を目的に週1回の頻度で治療を行った。自律神経呼吸法の指導も行った。

第6診後、腹痛が弱くなってきた。第25診頃、ガスも少しずつ頻度と強さが落ち着いてきた。第32診後、学校夏休み明けの新学期の登校で、腹痛もあまりなく、ガスも以前よりましだった。その後合宿で症状がぶり返した時もあったが、すぐ改善され、授業中や公共の乗り物で腹痛はなくガスが少しあるが気にならないくらいとのことで第45診(約1年間の通院)で治療終了となった。