ひげの脱毛後に始まった多発型の脱毛症
◎40代 男性
中学生の時に一か所円形脱毛ができたが、すぐに治った。その後脱毛がおこることはなかったが、来院の一年前に左顎のひげが脱毛、すぐに発毛。その後右顎ひげ脱毛。当院来院4カ月前、頭部に複数個の脱毛。皮膚科受診なし、血行をよくするようマッサージをしたりしていた。イライラや仕事のストレスは多いが特に原因と思われることはない。
免疫寛容、自律神経調節、頭皮の血流改善を目的に治療を行った。治療頻度は、週一回。野球で肩を痛めれておりそちらの治療も一緒におこなった。
かなりスムーズに改善がみられ、治療開始後2か月後、計9回の治療で終了とした。
初診時

治療終了時

約2年前から繰り返していた多発型円形脱毛症
◎4歳 男児
1歳10か月ごろ、頭頂部に脱毛をご家族が発見。ステロイドを使用し、徐々にはえそろったが、また脱毛してしまう。その後は発毛しては脱毛し、脱毛する箇所がどんどん増えていった。局所免疫療法を行い発毛したがまた脱毛してしまい、その後塗らなくても生えるならとステロイドも中止され、半年ほどたった状態で来院された。来院された時には、前頭両側、左側頭、後頭に2か所、脱毛個所があった。治療3回目の時に、産毛が見られはじめ徐々に発毛。ずっと発毛が見られなかった左側頭に発毛がみられたが、右側頭の脱毛がすすんでいた。途中流行性耳下腺炎(おたふく風邪)にかかってしまい、一時脱毛が進んでしまったが、ある時よりぴたりととまり、その後は順調に発毛。計25回の治療で終了となった。
コメント
初診の時は、小学校に上がる前に治してあげたいと、ご家族そろって来院されました。最初はとても鍼を怖がっていましたが、徐々に慣れてくると治療の準備を手伝ってくれるようにまでなってくれました。小さいお子さんが長時間ベッドに横になっているのはしんどいことだと思いますが、本当によく頑張ってくれました。髪が生えそろったらやりたい髪型があると話してくれていたので、いつかその髪型になったところを見てみたいなあとこっそり思っています。
単発から多発型へ以降した円形脱毛症
◎30代 男性
初診の約7カ月前、後頭部に10円玉大の脱毛をご家族が発見。発見から3か月後病院に行き、塗り薬と服薬のみで他治療はなし。脱毛部が計3ヶ所に増えた状態でご来院。4年前にコロナ発症直後も1ヶ所に円形脱毛ができたが特に何も治療せず生えそろっていた。その後、顎髭の一部が脱毛したが経過観察としていたところ、冒頭の脱毛発見となった。
基本的には週一回のペースで来院されたが、お仕事の関係で2,3週間治療間隔があくこともあった。少しずつではあるが産毛が発毛していった。約10か月後、脱毛部がわからない程度または少し薄いが気にならない程度まで発毛が見られたため、計30回で治療終了とした。
ストレスをきっかけに発症し、脱毛範囲が広がっていた多発型脱毛症
◎40代女性
初診約2か月前に家族が頭頂部に円形脱毛を発見。発見1週間前から抜け毛の増加を感じていた。仕事の対人関係やお子さんの卒入学などが重なりストレスや疲れがあった。皮膚科を受診し、飲み薬・塗り薬で治療。皮膚科のDrは生えてきているので問題ないとのことだったが、後頭や前頭部にも小さい脱毛部が複数、右耳後ろに大きい脱毛部も耳介後ろへと広がってきていたため当院を受診。週1回のペースで来院。脱け毛も中々止まらずだったが、3回目の治療以降発毛も徐々に見られた。11回目では大きかった右耳後ろの脱毛部も気にならない程度に発毛した。その後も脱け毛もあるが発毛も増えている状態が続いたが17回目の頃には抜け毛も止まった。前頭、後頭も生えそろい計18回で治療終了とした。
頭皮に赤みや痒みを伴った多発型脱毛症
◎11歳女性
4か月前、母親が頭頂部に脱毛を発見。頭頂部は赤みと痒みがあった。皮膚科にて円形脱毛症と診断され、ステロイドの塗り薬を塗っていたが、2か月前からほぼ塗らなくなった。その後、痒みと湿疹が増し、脱毛部も頭頂から後ろへ広がっていった。2か月前からステロイドを中止していたが、2週間前に再開し、炎症を抑える軟膏とアレルギーを抑える薬の服用を始めた。初診時の頭皮の状態は、切れたり折れたりしている毛が多数あり、フケと細い毛が少しあった。脱毛部の中心には発毛した毛が束で見られた。また、痒みはないものの、赤い点がいくつか見られた。父親が過去に円形脱毛症に罹患したことがある。脱毛部は前頭、側頭、後頭、前頭の順で脱毛していったが発毛も同時に進んでいった。髪が抜ける前や抜けている途中で頭皮に痒みや痛みがでることが多くあった。70回目の治療で全体の発毛が良好であったため2週間以上治療間隔をあけ、その後抜け毛もなく発毛良好であったため、計72回で治療終了とした。
