全日本鍼灸学会

10日、11日と、全日本鍼灸学会に参加させて頂きました。

今回の会場は、東京大学です。
赤門前で私が以前勤めていた、なかむら第二針療所院長の中村先生と記念撮影しました。

東京大学は趣のある建物が多くて歩いているだけでも楽しく、完全にお上りさん状態でした(笑)

これは隈研吾さんデザインの和カフェです。色んな太さの板が暖簾のように並んでいます。大学の中にこんな場所があるなんて素敵ですね。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

そして今回の学会では、発表もさせて頂きました。
「高度生殖医療不成功41例に対する鍼灸治療による採卵成績の変化」という題で、なかむら第二針療所に勤めていた時のデータを発表させて頂きました。
私の発表の前に中村先生が、「治療変更によって、高度生殖医療の採卵成績が変化した一例」と題して、治療変更後にPGSの結果に変化がみられた患者さんの話をされ、その治療法が本当に効果があるのか分母を増やした場合の治療効果の検証結果を私がお話させて頂きました。
不妊のセッションは、横も後ろも立ち見が出るほどの人気で、かなり緊張もしましたが、どうにか終えることができました。

日本生殖鍼灸標準化機関JISRAM(旧不妊鍼灸ネットワーク)からは、私も入れて5名の先生が発表をされました。そして座長は明生鍼灸院の鈴木先生で、会場にも多くの先生が足を運んで下さり、本当に心強かったです。色んな先生方の発表も聞きながら、さらに良い治療を提供できるようになるために、自分の行っている治療の検証を怠らず、常に情報をアップデートしていかなければいけないなと改めて思いました。

自分で発表させて頂いたり、色んな口演やシンポジウムを聴講したり、お世話になった先生方や頑張っている仲間と久々に会うことができ、本当に刺激の多い二日間でした。それに今回は、上野国立科学博物館で「卵からはじまる形づくり~発生生物学への誘い~」という企画展があり、ちょうど見に行くこともできました。

お休みを頂いてしまい、ご迷惑をおかけいたしました。今回得たものを日々の診療にしっかり活かしていきますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

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